ring

まばゆい光 差しこむ部屋の片隅で笑ってる
写真の二人 今はいない
ふと見上げた空は青くすきとおっているのに
僕の心晴れなくて

素直になれなかった二人のすれ違いが
きっと失くしたもの 二度と元に
戻らないことわかっていたけど

銀のリング捨てた細い指で 君は誰に触れるの?
甘い過去の時間さえも 今は胸をしめつけ
せめて僕の思いだけは どうか君に届いて
壊れそうな心抱いて 強く空に願うよ

眠れぬ夜 続いて 月のあかりが照らしだす
景色に君の幻が見えた
一人きりに慣れたと言い聞かせていたはずが
心 嘘はつけなくて

まぶしすぎたあの日々 淋しさ募らせていく
だけど捨てられない 輝く時
たとえ今歩き出せたとしても

銀のリング消えた僕の指は 何をつかめばいいの
同じ夢を見てた頃は 知っていたはずなのに
移り変わる次の季節 少し心委ねて
きっと上手く風に乗せて 永遠に君を思うよ

銀のリング捨てた細い指で 君は誰に触れるの?
甘い過去の時間さえも 今は胸をしめつけ
せめて僕の思いだけは どうか君に届いて
壊れそうな心抱いて 強く空に願うよ